舞桜編 2nd:手折られる可憐な桜 望まぬ男と過ごしてしまった初めての夜…、そのことは舞桜の心に暗い影を落としていた。 朝食に手をつけず元気のない様子の舞桜を心配する美紀男。そのとき、美紀男の携帯にメールが着信する。送り主は舞桜に最も合わせたくない男、健三からであった。美紀男はメールの送り主を舞桜に悟られない為に、携帯を片手に一人で外へ出て行った。 それを見計らったかのように、一人残された舞桜の尻に這いまわってくる手。昨夜の忌まわしい記憶を払うようにその手を抑えようとする。だが、やらしい動きを制しようとした手は、逆に指を好色に絡め取られるだけであった。身体に昨夜の熱い感覚がせり上がって来た時、耳元でささやかれる誘いの言葉。 彼女の想い人は側にはいない… |
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