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第2話兄を寝室へと誘う禁断の合図 告白されたのは嘘だから……妹の唯を眠らせて一線を超えた日、唯が最後に打ち明けた言葉だった。数日たっても章の頭からその言葉が離れることはなかったが唯はあの日の事を覚えていないかのように振舞っていた。唯の無邪気な姿を見て、章は兄妹以上の関係を望むのは止めようと心に誓うのであった。 ある日、唯が睡眠導入剤を手にしているところを見かける。章は唯からこれを飲めば朝までぐっすり眠れる事を聞かされた。その日の夜、章は静かな寝息を立てている唯の側に立っていた。彼の頭の中には唯を犯すことで頭が一杯になっている。章は欲望の赴くままに妹の身体を扱っても、朝になれば何事もなかったように仲のいい兄妹を装った。妹が睡眠導入剤を飲む姿を見るたびにそんなことを繰り返していたのであった。 |
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